あなたは食材の買い物、週にどのくらい通っていますか?
「一人暮らしだと必要な量も限られているし、毎日は行かないなぁ」
「週に1回で十分。まとめ買いしてる」
など、さまざまですね。
そこで今回は一人暮らしの買い物頻度と食費について解説。買い物時の押さえておくポイントや、あると便利なストック食材などもご紹介します。
これからの生活の参考にしてくださいね。
一人暮らしで買い物へ行く頻度はどれぐらい?
一人暮らしの方が買い物へ行く頻度は週1回程度にしている人が多いです。
ただし、中には自炊をする方や全くしない方もいるので買い物へ行く回数は人によって変わってきます。
一般的には、
- 自炊をするなら週に1、2回
- 自炊をしないなら週に1回
となっています。
自炊をしているのなら週1、2回程度が一般的
基本的に自炊をする人なら、週に2回の買い物が一般的です。
特に学校や仕事の休日に買い物へ行って、まとめ買いをする人が多い印象です。
ただどんなにまとめ買いをしても、野菜などの生鮮食品は賞味期限が長くありませんので、毎日自炊をする方は平日などにさらにもう1回買い物へ行きます。
ただし週に数回しか自炊をしない方であれば、週1回のまとめ買いで十分です。
週1回がおすすめです
自炊をする人でも、買い物は週に1回にまとめるほうがメリットがあります。
理由としては、
- 無駄な買い物をしなくて済む
- 食費の管理が楽
- 病気になったり時間がないときでも安心
などのメリットがあるからです。
買い物に行く回数を減らすと計画的に食材を買うようになります。
また、週に1回ずつ、1ヵ月4〜5回分の食品レシートを管理するだけで済むので、食費の支出管理が圧倒的に楽になります。
一人暮らしの食費はどれぐらい?
次の表は2020年度政府調査による単身世帯の1ヵ月の食費金額です。
34歳以下 | 35~59歳 | 60歳以上 | 65歳以上 | 平均 | |
---|---|---|---|---|---|
男 | 39,821 | 46,817 | 39,804 | 38,503 | 42,332 |
女 | 29,405 | 34,616 | 36,471 | 36,216 | 34,981 |
平均 | 35,418 | 42,108 | 37,629 | 36,972 | 38,410 |
自分の食費と比べ、多い少ないはさまざまでしょう。
自炊だけならこれよりも低いでしょうし、食事はもっぱら外食だけという人はもっと費やしているかもしれません。
では、一人暮らしの食費金額はいくらくらいが妥当でしょうか。
平均は38,410円
先に紹介した調査の結果、食費平均金額は38,410円です。一人暮らしの1ヵ月の食費の目安と言えます。
自分の1ヵ月の食費と比べてどうでしょう?
食費は一般的に収入の15%前後が妥当とも言われています。そうすると、月20万円なら3万円、13万円ならおよそ2万円ということになります。
収入から1ヵ月の食費予算を立てておけば、買い物が楽になります。
自炊するのであれば3万円以下
朝夕は自宅、昼食も弁当を作るなどして3食を自炊にすれば、食費は3万円以下にもできます。
あまりストイックになりすぎて、精神的に疲れてしまっては意味がありません。
たまには自分を緩めてあげてくださいね。
残った食費で、ご褒美としてスイーツを買ったり、外食で済ませたりするのも楽しいですよ。
↓節約するのにおすすめな食材はこちら↓
一人暮らしの買い物のポイント
いざ買い物に行くときにはいくつかポイントがあります。
ただ買い物に行くだけでは、あれこれ目移りして買い過ぎたりしがちです。
無駄な消費を防ぐためにも、以下を参考に実践してみましょう。
食費予算を設定する
まずは1ヵ月の食費予算を立てましょう。
自炊をする方であれば、1カ月の平均の食費が3万円程度なので、それを週ごとに振り分けると1週間当たり7千円ということになりますね。
このように毎週の食費にいくら使うかを決めるだけでも、節約するポイントになります。
買い物リストのメモを持参する
買い物に行く前に、その日に買う食材のリストを作りましょう。
買い物リストを作る際は、できればその先数日分の献立を決め、家に残っている食材も確認します。そして調味料やストック食材もチェックしたら、最後に必要な食材をリストアップしましょう。
買い物する時はこのリストを基準にすると、無駄なものを買わずに済みます。逆に買い忘れも防げるので一石二鳥です。
一人暮らしで常備しておいたほうが良いモノ
長期保存が可能な食材を常備しておくと安心です。
特に、一人暮らしは自分しかいません。諸事情で買い出しに行けなくても困らないように、ストック食材を用意しておきましょう。
家にあるといざというとき助かるストック食材をご紹介します。
ご飯のお供系
ご飯のお供は調理が面倒なときでも、ご飯があればお腹を満たせます。
コスパの良さなら納豆、長持ちするのは梅干しがオススメです。
昆布や佃煮などは味が濃いめなので少量でも足ります。ひと瓶あれば1ヵ月は持ちます。
他にも瓶詰なら肉みそや鮭フレークなどもあります。
パスタ、カップ麺
主食の代わりにもなる麺類は、ストックするなら生タイプよりも乾麺が便利です。中でもパスタは一袋500g入が200円ほどで売られています。
パスタの1食は標準100gほどなので、4〜5食はまかなえる計算になりますね。
コンビニに行くとカップ麺の限定商品などがけっこう良いお値段で並んでいます。
実はドラッグストアや業務スーパーなどに行くと100円を切るカップ麺がさまざま並んでいます。あくまで非常用なので、コスパの良い商品を見つけて購入するようにしたいですね。
インスタントみそ汁、スープ
いつもの食卓に汁物が一品あるとけっこう充実します。食事中の口休めにもなります。
でも1食分を調理するとなるとかなり難しいです。たくさん作りすぎて保存するのも面倒です。
そこで便利なのが、インスタントタイプのみそ汁やスープ類です。
スープは3食分が1箱200円以下で売られていて、中にはフリーズドライの中華スープなどもあります。
みそ汁は生みそタイプやフリーズドライなどがあり、味噌の味や具材の種類もたくさんあります。お好みの一杯を探してみるのも楽しいかもしれません。
ちなみに、1食のカップよりアソートで10食分などのほうが日常使いもできて便利です。
↓自炊をしない方法はこちら↓
買い物へ行く頻度を減らすには!
例えばペットボトルの水やお茶を飲んでいるという人は、週1回でなくても買い物に行くのは大変ですよね。2Lのペットボトル1、2本でも運搬するとなると負担があります。
他にもお米などの重量物や定期的に必要となる食材は、別の購入方法が便利です。
常備を切らしてしまって慌てる、といったことも防げます。
ネットで購入する
自宅で注文から商品の受け取りまで完結するネットショッピング、便利ですね。Amazonや楽天などが代表的です。
飲料水などは実店舗よりもネットショッピングのほうが単価が安いことがほとんどです。他にも運搬の手間がないというメリットもあります。
定期便などのサービスを利用すると、さらに割引で購入価格を抑えることも可能です。
定期便のサイクルは週単位など自分で選べるので、食費の計画を立てるのにも便利ですね。
食材宅配を利用する
食材宅配とは、ネットで注文した食料品をまとめて自宅などに届けてくれるサービスのことです。
その中でもおすすめなのが「冷凍弁当の宅配サービス」です。
冷凍弁当の宅配サービスとは、冷凍されたお弁当を数種類ご自宅にお届けしてくれるサービスです。栄養バランスも整っており、メニューを考えたり調理をする手間がないので、一人暮らしの方に非常に人気があります。
保存も冷凍するだけですから、好きな時に食べることができるので便利です。
冷凍宅配弁当のメリット
冷凍弁当のメリット
- 電子レンジで温めるだけでOK調理がいらない
- 食べ終わったら容器を捨てるだけ
- 管理栄養士監修のバランスの取れたメニュー味付けも良く美味しい
冷凍弁当は、「自炊の手は抜きたいけれど栄養バランスも気になる」というときにとても便利です。
もちろん、内容だけでなくその味付けも本格的なので美味しいですよ。
さまざまなメーカーから出ているので、自分に合った宅配弁当を見つけてみてください。
↓目的別に選ぶ冷凍弁当サービスの詳細はこちら↓
まとめ
今回は一人暮らしの買い物の頻度についてまとめます。
この記事のまとめ
- 1週間の買い物頻度は1回食費は収入の15%が目安。
- 3万円以下がベスト予算と買い物メモで計画的な買い物を!
- ネットの定期購入と食材宅配で買い物頻度を減らす冷凍弁当は味も栄養も優秀
一人暮らしの食生活は人それぞれ。収入や生活リズムなどで変わってくるでしょう。
迷ったときにはこの解説を参考に、自分の買い物の仕方や食費予算を立ててみてください。
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